久しぶりに本を読みました。
待ち合わせの間に見つけた 湊かなえ 落日
あらすじは書くのが苦手で、
あらすじ・感想込みの紹介になります。
落日
ひとは、嫌なことから目を背けたくなる。
向き合えば向き合うほど、苦しみを伴うからだ。
自分が悪いことをしても、自分に非はなくとも。
自分に非が無い時、なぜ苦しまなければいけないのか、その思いに心は壊れそうだ。
果たして、向き合った先に希望の光は見えるのだろうか。
向き合うことは正しいことか、向き合うことは自分を救ってくれるだろうか。
2人の女性の中に眠る背を向けたい過去を少しずつ剥がしながら真相に近づく。
ただ、知りたいのは真相ではなく自分がその過去と向き合うことで、これから自分がどう生きるかを見つめていく、見つけていく物語のような気がした。
MAIKO